哲学、読書、演劇、思ったこと。

谷翔です。読書メモ以外はnoteで書くことにした→https://note.com/syosyotanisho10

外に出すこと

「他人の納得しそうな答え」を言わないこと。
他人に迎合しにいかないこと。

知らず知らずのうちに、
他人が答えてほしそうな答えを、
勝手に想像して、
答えてしまうことがある。

そうすると、
自分の中でもやもやが溜まる。
ちょっと自分が重くなる。

自分の気持ちや考えを抑えているから、重くなる。

「迎合してるな」と思ったら、
一旦(心の中だけでも)深呼吸をして、
自分のことを見てあげよう。

自分が他人に迎合している時に、
それに気づいてあげよう。
自分を見ていてあげよう。
自分の心の表情が引きつるのを、
気づいてあげよう。

そして、
「どうしたの?」
と自分に訊いてあげよう。

その声は小さくて、曖昧で、
聞こえにくいかもしれない。
支離滅裂で、
意味がよく分からないかもしれない。

相手に伝わらなくてもいいから、
その声を、外に出してあげよう。

「外に出す」という行為は、
公共的(パブリック)だ。

声を外に出すことは、
公共的な存在として、
その声を認めるということだ。

それは、
その声が、
この世界の中に、
堂々と、
明るく、
軽やかに、
気軽に、
リラックスして、
存在していいんだ、
と認めることである。

そうしてあげよう。