「他人の納得しそうな答え」を言わないこと。
他人に迎合しにいかないこと。
知らず知らずのうちに、
他人が答えてほしそうな答えを、
勝手に想像して、
答えてしまうことがある。
そうすると、
自分の中でもやもやが溜まる。
ちょっと自分が重くなる。
自分の気持ちや考えを抑えているから、重くなる。
「迎合してるな」と思ったら、
一旦(心の中だけでも)深呼吸をして、
自分のことを見てあげよう。
自分が他人に迎合している時に、
それに気づいてあげよう。
自分を見ていてあげよう。
自分の心の表情が引きつるのを、
気づいてあげよう。
そして、
「どうしたの?」
と自分に訊いてあげよう。
その声は小さくて、曖昧で、
聞こえにくいかもしれない。
支離滅裂で、
意味がよく分からないかもしれない。
相手に伝わらなくてもいいから、
その声を、外に出してあげよう。
「外に出す」という行為は、
公共的(パブリック)だ。
声を外に出すことは、
公共的な存在として、
その声を認めるということだ。
それは、
その声が、
この世界の中に、
堂々と、
明るく、
軽やかに、
気軽に、
リラックスして、
存在していいんだ、
と認めることである。
そうしてあげよう。