レヴィナスの『実存から実存者へ』を読んでいる。
レヴィナスは、「存在」と「生」を同一視している?
レヴィナスは、生きることを特別視しすぎている、気がする。
生きることを特別視するから、「糧」とか言うのだと思う。
レヴィナスが論敵として立てている(はずの)ハイデガーおそらく、生きることを特別視しない。
そこが、噛み合っていない。
あるいは、レヴィナスは、ハイデガーが生きることを特別視しないことをこそ、批判しているのか。
……
自分が生きていることを忘れるくらいに、生きたいものだ。
生きていることを忘れる時、おそらく、死のことも忘れている。