哲学、読書、演劇、思ったこと。

谷翔です。読書メモ以外はnoteで書くことにした→https://note.com/syosyotanisho10

ちょっとした発見とか

地震とか台風とか

自殺のニュースなどを見ると、あぁ、背負っていたものを放り出せなかったんだな、背負っていて苦しんでいたもの放り出せなかったんだな、無責任に放り出せれば良かったのにな、と、これまでは思っていた。でも、最近、ちょっと思うことが変わった。放り出す…

優しさっていらなくない? って思ってしまうのだが

優しさって何なん、って思う。わしは、優しさを重要視する人になんとなく不信感を抱いてしまう。「優しさって要るかな??」と、思う。 優しさは、あったらあったで良いものだけど、なかったらなかったで特に問題ない。わしはそういう感覚でいる。宝石みたい…

重みが好きな

重みを心地よいと感じる人がいるのかもしれない。 心の底から、身体の底から、その人の最も深い部分から、そう感じる人がいるのかもしれない。例えば、家族だったり、職場だったり、あるいは、未来だったり、過去だったり。またあるいは、自分だったり。家族…

オモロイ。欲求。

ふとマズローの欲求段階説が気になって検索した。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96 ↑ウィキペディアのページを読んだ。 面白かったところ・承認の欲求がesteemの欲求だったところ。つまり、「尊重」…

知り方へのこだわり

わしって、知識とか情報を、単なる知識、単なる情報として知ることを、あまり欲しないみたいだ。例えば、何か気になったトピックがあって、それについて知りたいと思ったとする。でも、すぐにネットで調べたりとかはあまりしない。「知り方」が重要なのだ。…

調子はたしかに悪いんだけどべつに良くしたいと思っていない時

自分の精神的な調子が悪い時のうち、 いま調子を改善したいとはべつに思ってないんだよなー、 ということがある。今はこれでいいや、という時。でも、 そういう時に人に電話したりすると、 その人は僕のために調子を改善するための方法を考えてくれたりする…

論理と物

ドラマを見る。バラバラ、だけど、一貫性がある。「カーテン素敵ですね」という発言から、「天気悪いね」という発言につながる。カーテンと天気とには概念的に直接のつながりはない。でも、カーテンを開ければ窓があって、その向こうには空がある。だから、…

与える。生きる。幸せ

生きることとは、与えること。貰うことは、生きることではない。ただし、貰うことはおそらく、生きるための条件ではある。しかしやはり貰うことは生きることそれ自体ではない。生きることは与えることだ。……ただ生きているだけで、人は与えることができうる…

寂しさ楽しさ

寂しさが強いと、自分にとっての楽しいことが分からなくなる。寂しさを埋めるための行動ばかりしてしまって、楽しいことが見えなくなる。しかし、寂しさの克服には、自分にとっての楽しいことをするのが最も効果的だ。 楽しいことをすれば寂しさはなくなるが…

ほんとにない

あることがあって、「もっとテキトーでいいんだ」って思った。ほんとに 「好きなことだけして生きていこう」って思った。嫌なことをする理由がない。ほんとにない。

嬉しかったこと

ある人と一緒にいる時、ふと、「ああ、僕は、この人の嫌がることはしたくないなぁ」と思った。逆に言うと、「この人とは、この人がしたいことだけをしたいなぁ」ということだ。これは、その人の気持ちを優先し、僕自身の気持ちは殺す、ということではなかっ…

物体としての小説 脚本との対比 映画化・ドラマ化の困難について

脚本は、言葉でできている。 脚本は言葉でできていなければならない。 なぜなら、それは表現されるものだからである。 それに対して、小説は、物体である。 物、である。 脚本には、あらかじめ2つの側面が想定されている。 表現される前の、単なる言葉として…

すっかり忘れて

3週間くらい前に、人に会う機会があって、その人に物理的に近づいたら、やんわりと「拒絶」された(という感じが、その人の空気感から伝わってきた気がした)。「その人はソーシャルディスタンスを気にしたのかも」ということに、今さら気づいた。なぜ今まで…

書く時に④

僕が文章を「分かりやすく」書くのは、 特定の誰かに「分かってほしい」と思う時である。ということは、 特定の誰かに「分かってほしい」と思っていない時は「分かりやすく」書かないわけである。この「特定の誰か」には、僕自身も含まれていると仮定する。…

書く時に③

文章を「分かりやすく」書きたい時と書きたいわけではない時がある。「分かってほしい」時には「分かりやすく」書く(当たり前やん)。この時、僕の文章が言っていることを分かってほしいと僕が思う、特定の誰かがいるということが、僕にとって重要な要素で…

特別

砂川秀樹は、著書『カミングアウト』の中で、ゲイやレズビアンのカミングアウトにおいてカミングアウトをした側にもそれを受けた側にも何かしら変化が生じるとした上で、次のように述べる。「このように書くと、ゲイやレズビアンだけが特別な承認を求めてい…

空→色→空→色

色即是空 空即是色色→空→色の順である。しかし、おそらく、最初の色の前に、また空がある。色を固める。 つまり、 形を固める。 という段階がある。 空→色 の段階だ。まず色を固めなければ、それを崩す(色→空)こともできない。例えば、生まれたばかりの赤…

言葉

ある人の言葉をそのまま、 僕が僕の言葉として言っていることがある。僕はその人が言ったそのことに、 心から感動するので、 それが僕に直接染み込んで、 僕の口から自然と出てくるようになる。でも、感動したからといって、その言葉の意味を明確に説明でき…

分かってくれている人

「この人、僕のこと分かってくれてるな」 と思うことがある。でも、「分かってくれてる」ってなんだろう、 って思う。人のことを「分かる」って。一緒にいて、 遊んだり仕事をしたりして、 楽しいなぁ、 充実してるなぁ、 この人とはすごく噛み合うなぁ、 と…

憑依

最近、憑依されてます。イメージとしては、ある人が僕の頭の中に住み着いて、ああしろこうしろ、ああするなこうするな、と命令してくる、という感じ。 常にではなく、ある特定の場面で、です。その命令に従う行動は、いつもの自分の行動とは違うため、いつも…

ない、ある

黙る、ということがある。まあ、 何か言うのが怖いからとか、 恥ずかしいからとか、 ここはちょっと黙ってみようとか、 めんどくさーいとか、 ただぼーっとしててとか、 黙るでしょここは! とか、 理由はいろいろある。:喋る、というのもある。これも、 黙…

僕のスピノザ解釈の起源?

正確なことはもう全然覚えていないのだけど、小学生の頃、何かの機会で、先生たちのことを紹介するためにクラスの皆で短い文章を考えたことがあった。 その時みんなで考えた文章が、ほとんど、「〇〇"だけど"✕✕な田中先生」みたいな形式だった。 つまり、「…

「順序」という言葉が適切なのか不安ですが……

昨日は、越谷市でおこなわれた信田さよ子さんの講演会に行ってきました。 一番印象に残ったのは、「加害者を研究しなければ被害者の当事者研究は成り立たない」 という話です。 なぜそれが印象に残ったのか。 それは、僕が、「まずは自分自身のことを知らな…